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爆破予告で「東大五月祭」が中止…それでも、発端となった《参政党・神谷代表の講演会》は"封殺"するべきではなかった理由

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東大五月祭
「東大五月祭」の初日もいい天気だったが……。学内は“大荒れ模様”だった(写真:筆者撮影)
  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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18世紀のフランスを代表する啓蒙思想家ヴォルテールが言ったとされる(注:ヴォルテール自身の著作にこの言葉はなく、伝記作家タレンタイアが彼の精神を表現したものとされている)名言に、下記のものがある。

「私はあなたの意見には反対だ。だが、あなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」

いま、この精神こそが求められているように思えてならない。

2日目も多くの人が訪れ、学生たちの企画を楽しんだ(写真:筆者撮影)

東大こそ、対話や論争の場を設けてほしい

1969年に東大駒場キャンパスで開催された、作家・三島由紀夫と東大全共闘との討論会を思い出したい。筆者は、この討論会が行われた年にはまだ生まれていなかったが、ドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘〜50年目の真実〜』(2020年)で実態を知った。

学生運動が激化するさなか、相反する政治思想を持つ者同士が暴力に訴えることなく、言論で渡り合った意義は、非常に大きかったと改めて実感させられる。

分断が進み、対話も論争もまともに行えなくなった現代こそ、こういう場が設定されるべきだと思うし、期待しすぎかもしれないが、このたび苦汁を味わった東大がその役割を果たしてくれないものか――と思わざるをえない。

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