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爆破予告で「東大五月祭」が中止…それでも、発端となった《参政党・神谷代表の講演会》は"封殺"するべきではなかった理由

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東大五月祭
「東大五月祭」の初日もいい天気だったが……。学内は“大荒れ模様”だった(写真:筆者撮影)
  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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過去に起こった問題を見れば、実施に際してリスクがあることは事前に予想できたはずだ。

爆破予告が回避できたかはわからないが、事前に「学園祭を政治利用する意図はない」「(主催者は)神谷氏の主張に必ずしも賛同するものではない」といった表明をすることで、リスクを軽減することはできただろう。また、妨害が起きて対面で開催できなくなることも想定し、オンラインで開催するなどの代替案を用意しておくことも考えられたかもしれない。

神谷代表の講演会を企画した団体は「今後も決して萎縮することなく活動を続ける」と表明した(画像:「右合の衆」Xアカウント @ugonoshu_UTより)

講演会はもっと早く中止すべきだったのか?

そもそも講演会を開催すべきではなかったのだろうか? 批判された時点で中止を決定すべきだったのか。筆者はそうは思わない。

筆者自身は参政党の政策にも、神谷氏の主張にもまったく賛同していないのだが、だからと言って言論の場を封じることは好ましくないと考える。特に、大学は多様な言論活動が尊重されるべき場だ。また、考え方が異なる人同士の対話や議論を通じて、思想は鍛えられるものだ。

実際、今年の東大五月祭にはキリスト教や仏教に関する宗教関連の団体の出展もあったし、過去にも現役政治家の講演会が開催されている。

ある時代において「危険思想」と見なされていた考え方が、後世になって定説・通説と見なされるようになることも多い。

「A氏の思想はいいが、B氏はよくない」といった客観的な基準は設けようがない、というのが実際のところだ。

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【作家・三島由紀夫と東大全共闘との討論会】

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