「パワハラ研修」は管理職選定の密かな品定め
本来の意味
・パワハラに関する法律・社内規程やルール・事例・対応方法などを学ぶ研修
・職場での優越的立場を利用し、相手に身体的・精神的苦痛を与える行為について理解させ、「しない・させない」ための行動を習得させる
現実
・「これがパワハラなの? それじゃあ指導なんてできないよ!」などと言い出す人を管理職からはずすための密かな品定め
・「こんなのがパワハラなんて信じられない! 自分たちが若いころは……」とベテランが懐古する場
・なんでもかんでもパワハラになるのは、若手のほうに問題がある、と誰かが言い出し、危険な共感を共有する場
※研修を受けた管理者が内容をきちんと理解せず、翌日から早速パワハラのオンパレード
「期待してるから言うんだけど、きみは甘いよ、メンタルが弱すぎる」(人格否定)
「向こうのチームはもう終わってるよ? きみたちは何やっているの?」(他者との無用な比較、威圧)
「社会人なら普通これぐらいできるでしょ」(あいまいな基準の押し付け)
「みんなの前で謝罪しろ」「いま、ここで謝れ!」(晒しもの扱い)
「最近、元気ないねー。家庭でなんかあったの? ちゃんとしないとダメだよ」(決めつけ、私生活への干渉)
「今晩は客先との会食があるけど、終わってからちょっと話そうか。オンラインでいいよ」(残業の強制)
「昨日、遅かったんだね。遅くまでがんばってて偉いね!」(残業推奨)
「まだ若いし、男だから体力あるでしょ、だから、これお願い」(性差別)
「またその話? もっと要点を絞って! 結局、何が言いたいの?」(一方的な物言い)
「懇親会の出欠は自由だけど、それで仕事は大丈夫? やりにくくなるよ?」(実質的な強制)
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【「人員配置・異動」は社員の志を打ち砕くイベント】
