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【人員配置】(本来の意味)将来のキャリアを勘案 →(現実)社員の「過度な希望」を打ち砕くイベントという組織の冷徹

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パワハラ上司のイラスト
ビジネス用語の「本来の意味」と「現実」の間にあるギャップをお伝えします(画像:『禁断の会社用語辞典 組織・人事コンサルタントが教える企業の現実』より/イラスト:川崎タカオ)
  • 岡本 努 株式会社人的資本イノベーション研究所代表取締役
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人員配置・異動

本来の意味

・各社員の所属部署や担当職務を決定すること

・戦略の実行、人員過不足状況、育成、本人希望、将来のキャリア等を勘案して決定する

・通常、年1〜2回程度のタイミングで行われる

現実

・結局、育成も本人希望も後回しにされるのだと、社員が思い知らされるイベント

・会社には絶対に服従しなければいけない、と思い知らされるイベント

・社員の過度なやる気や夢や希望、志を打ち砕くイベント

・管理職の話術を磨くイベント

・人生に必要ながまんと理不尽に耐える力を学ぶイベント

「1on1ミーティング」は上下関係を明示する場

1on1ミーティング

本来の意味

・直属、または斜め上の上司と、成長やキャリア、悩みについて相談する面談

・人事評価とは別とし、かつ業務上の報連相としないことがポイント

現実

・職場内の上下関係を明示する場

・上司が「わかった風」な言葉を発し、気持ちよくなる場

・部下はそれっぽく話し、やり過ごそうとする場

・業務報告・成果の確認の場

※相談や助言、激励を逸脱し、部下を萎えさせる言葉が横行する場

質問の体で「こんなこともできないのかぁ、なんで?」(嫌味と否定)

激励の体で「まずはがんばって! 主体的にやるのが大事だよ!」(意味不明)

分析の体で「〇〇さんはできてるけどなぁ、なぜか考えてみよう」(他者と比較)

助言の体で「性格的に向いてないのかも、きみ、体育会じゃないし」(決めつけ)

支援の体で「それだと評価下がるよ、厳しいね」(評価をちらつかせる)

共有の体で「〇〇さんはこういう事情があるみたいだよ」(守秘義務違反)

指示の体で「上が決めたことだから仕方がない、とにかくやろう」(責任逃れ)

気遣いの体で「それは気にしすぎだよ/えっ、休むの?」(抑圧)

相談の体で「これは、もうこうして/いいから、こうやって」(結論の押しつけ)

やる体で「今日は時間ないから、パっと終わらせるけどいい?」(相手を軽視)

次ページが続きます:
【「フィードバック」は上司によるいい加減な解釈の押しつけ】

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