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セブン、ファミマ、ローソンにはもう勝てない…ミニストップがそれでもイオンに必要とされる"深い事情"

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(写真:編集部)
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各地に中堅中小が割拠している構造は、日本のスーパー業界の特徴でもあった。だが、大手による寡占化が進めば、そうしたシェア分散型の業界構造は確実に変わっていく。寡占化への移行期の競争は、大手同士の正面衝突というより、大手が中堅中小を統合していく動きとなる。そう考えると、相対的にはミニストップは、統合される側ではなく、統合する側の陣営に回ることができる。

コンビニ市場では「負け組」のミニストップも、スーパー内食市場再編では強者として復活する可能性があるため、イオンにとって利用価値は十分あるのだ。

スーパーの大再編期における重要なピース

ミニストップは少し前から、フランチャイズ契約に加えて、パートナーシップ契約を導入している。従来の粗利分配型から、店舗運営に必要な経費を差し引いた事業利益を加盟店と本部で分け合う方式へと移行しつつある。

移行する加盟店は増えているが、その一方で、FC契約を解消し直営店となる店舗もある。この動きは、加盟店に寄り添った契約への移行を促しつつ、今後の大再編期を共に戦う意思のある加盟店に絞り込んで、これからの激動期に臨もうとしているようにも感じられる。

偽装問題のダメージは大きかった。だが、加盟店からすれば、無理筋の戦略が是正されるよい機会だったと感じている可能性もある。ある意味で膿を出したミニストップは、スーパーの大再編期におけるイオンの重要な戦略ピースであり続けるだろう。

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