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【磐越道バス事故】自己防衛に走る学校と業者の醜態 免許返納を望む運転手に命を託した無責任体質の「あきれた実態」

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私立北越高校の生徒らを乗せたバスの衝突事故を受け、記者会見で謝罪する同校の校長(写真:時事)

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福島県内の磐越自動車道で、部活動の遠征中だった高校生らを乗せたマイクロバスが事故を起こし、生徒1人が死亡し、20人もが重軽傷を負った。この事故は、単に運転手の過失だけで片づけられるものではない。

報道では、バスと運転手の手配をめぐり、学校側とバス会社側の説明が食い違っていること、貸し切りバスではなくレンタカーを使用し、いわゆる「白バス」運送の疑惑があることなど、数多くの不審な点が明らかになっている。

最も深刻なのは、学校側、バス会社側、双方の対応がきわめて杜撰で、「誰が安全を確認していたのか」が見えないことである。生徒の命を預かる部活動遠征でありながら、運行形態、運転手の資格・雇用関係、引率体制、契約内容の確認が曖昧だったとすれば、それは偶発的なミスではなく、組織的な安全管理の失敗がもたらした事故であるといえる。

部活動遠征のガイドライン不備

部活動の遠征は、学校教育の延長である。したがって、単なるレジャーや移動ではなく、教育活動としての安全配慮義務が伴うのは明らかだ。ところが今回の事故では、遠征時の移動手段を誰が、どの基準で、どのような根拠に基づいて確認したのかが不明瞭である。

記者会見での学校側の説明では、バス会社に「丸投げ」していたようにも見える状況であり、貸し切りバスなのか、レンタカーなのか、さらには運転手の身元確認など、一切何も行っていなかったようである。さらに、文書で契約を交わしていなかったことも報じられている。

学校現場では、「これまでも大丈夫だった」「昔からこの業者に頼んでいる」「部活動だから多少の融通は仕方ない」という慣行が生じやすい。心理学では、こうした状態を「逸脱の正常化」と呼ぶことがある。最初は例外的だった不適切な運用が、事故が起きないまま繰り返されるうちに、いつの間にか通常運用として受け入れられてしまう現象である。

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【部活動遠征において必要なこと】

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