また、夏休みの現代文の宿題で、「読書2冊とその本の紹介文を書く」という課題を出したこともあります。
このとき生徒たちは、ただ読むだけではなく、「人に説明することを前提に」内容を丁寧に拾い読みしていました。
ここを意識して読める生徒ほど、ほんの200~400字程度の紹介文でも、本全体の内容をまったく知らない人に伝わる文章を書くことができていました。
かなり核心をつかんだ書き方をしていたので、その本に書かれている内容がよく理解できたのでしょう。
脳は「あとで使う情報」を優先して覚える
「読んだあと、与えられる質問に答えられるよう、ここに書かれていることを覚えよう」と思えば記憶に残りますし、「感想を聞かせてください」という前提なら「自分がこの文章でぐっとくるのはどこか、チェックしよう」と思うはずです。
実際、本を読み終えた直後から、72時間以内までにアウトプットする訓練を積むと、読んだ内容を「ただ通り過ぎる情報」で終わらせず、忘れる前に自分の中に定着させやすくなります。
もちろん、すべての読書でアウトプットが必要なわけではありません。しかし、「この内容を覚えておきたい」と思うなら、「人に説明する」前提で読むことは非常に効果的です。
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【アウトプットを意識すれば深く読める】
