「あなた方の意向を尋ねるつもりはない」
大規模な変化を一気に進めるのは容易ではない。そんななか、インドの事例は実に興味深い。インドは世界における自動車の販売台数を増加させている国のひとつだが、その車両をできるだけ環境に優しいものにする計画を立てているのだ。
インド政府は、「2030年までに自家用車の販売台数の30パーセントをEVにする」という目標を掲げている。2017年、ニティン・ガドカリ道路交通・高速道路大臣が自動車メーカーの面前で代替燃料への移行を明言すると、彼らは言葉を失った。
ガドカリは「あなた方がどう思おうと実行する」と言い、さらにこう続けた。
「あなた方の意向を尋ねるつもりはない。強引にでも必ずやり遂げる」
現在のインドで車を所有している人は、1000人に50人にも満たないが、所有率は上昇している。世界の所有状況を見ると、英国では1000人に400人、アメリカでは1000人に850人以上が車を所有している。
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【「倹約志向のエンジニアリング」はインドが得意とする分野】
