売れている商品の共通点は、赤、青、白の3色とハトロゴの視認性が高いこと。逆に一見してハトのロゴだと分かりにくい商品は、売れ行きもいまいちだそうだ。
3色のハトロゴは1972年に誕生し、従業員にとっては見慣れたロゴだが、イトーヨーカドーで長年買い物をしてきた50〜70代だけでなく、10~30代にも「エモい」と刺さるデザインであることをSNSの反応によって再認識したという。
コレクターは肌感覚で200人
村山さんによると、新商品が出るたびに買ってくれるコレクターが「肌感覚で200人」ほどおり、「商品部に来て30年近くになりますが、オリジナル商品を作る仕事が本当に楽しくて、上司からも『最近楽しそうに仕事してるね』と言われます」。ただ、さまざまな制約からお蔵入りになった商品も少なからずある。
例えばイトーヨーカドーのロゴをまぶした養生テープ。店舗で買った商品に貼ってもらう「支払い済み」を示すシールと混同される懸念から、販売が見送られた。
ビニール傘やロゴのシールはロットやコストの問題で商品化に至らなかった。
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【今後の展開はどうなるのだろう?】
