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70年ビジョンをめぐる報道で多かったのは、憲法改正をめぐる表現についてだった。
・「改憲『死活的な課題』 自民結党70年 新ビジョン公表」(毎日新聞4月11日朝刊)
・「自民が新『ビジョン』を公表 結党70年、改憲を強調」(産経新聞4月10日電子版)
憲法改正は見出しにしやすい。戦後日本政治の大きな対立軸であり続け、自民党は「党是」としてきたし、今回の文書でも「死活的に求められる」との強い表現が用いられているためだ。
ただ、文書全体を丁寧に読み込むと、現在の党内力学に対する微妙な違和感が、行間から浮かび上がる。
1つは「高市1強」とも評される党内情勢に対する柔らかな忌避だ。
例えばこのくだりである。
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