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日本から魚が消えていくのは当然だった…「外国のせい」でも「漁業者のせい」でもない"本当の理由"

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瀬戸内海で漁獲されたマダイ(写真:筆者提供)
  • 片野 歩 Fisk Japan CEO/東京海洋大学 特任教授
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日本では「自主管理」という言葉が使われることがあります。漁業者は資源管理を行っています。当たり前のことです。しかし、それに効果があるかどうかは別の話です。世界では漁獲量が減っておらず横ばいですが、日本では減り続けています。

上の写真だけではありませんが、水産業を成長産業にしている国々では見られにくいほど小さな魚を漁獲していて、魚を獲り過ぎている。これが実態であり、自主管理の限界なのです。

必要なのは自画自賛ではない

日本で自主管理が成功しているという話をたまに聞くことがあります。しかし、それは300万トン弱の漁獲量のうちで何トン・何%を占めるのか、と具体的な話になれば沈黙してしまうことになるでしょう。

日本の資源管理は素晴らしいと言ってみたり、日本とノルウェーは違うなどと言ってみたりしても、大半の魚が獲れなくなって結果は惨憺たるものです。社会へのミスリードは正論で止めねばなりません。

必要なのは自画自賛ではなく、「国際的に見て遜色がない資源管理システムの導入」なのです。

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