強硬路線の信長ですが、そこに思わぬ敵が参入してきます。大坂の石山本願寺です。本願寺は三好三人衆と友好関係を築いていました。信長の手により、野田・福島が陥落すれば「大坂(本願寺)滅亡」と危惧したようです。
石山本願寺の参戦に信長は仰天
9月13日、一揆勢は蜂起。信長軍に戦いを挑んでくるのでした。約11年にもわたる信長と本願寺との戦いの幕開けです。本願寺の参戦は、信長にとって青天の霹靂だったようで、信長方は仰天したとのこと。
一揆勢は鉄砲を撃ちかけてきますが、それほど被害はなかったようです。翌日(9月14日)には、本願寺方は大坂から、信長が陣を置く天満が森に軍勢を差し向けます。
信長はこれを迎撃。本願寺方と織田軍の間で戦いが繰り広げられます。一揆勢の蜂起だけでも信長にとっては苦々しいことだったでしょうが、さらなる苦難が襲いかかることになるのです。信長に大きな危機が訪れることになります。
(主要参考文献一覧)
・池上裕子『織田信長』(吉川弘文館、2012年)
・桐野作人『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物文庫、2014年)
・濱田浩一郎『秀吉と秀長 天下統一の軌跡』(内外出版社、2025年)
