前編では、一時「明るい廃墟」などといわれ、現在はその状態を脱しつつある「BIG HOPガーデンモール印西」の現状をリポートした。そして廃墟化した要因は、①競合施設の存在、④動線の設計ミス、⑤施設規模の不適合、⑥運営会社の破綻であると分析した。
後編では似た境遇の事例を挙げ、モールが廃墟化する要因をより深く考察する。
廃墟モールから復活傾向
「BIG HOPガーデンモール印西」は2007年9月にアウトレット店舗を集めたモールとしてオープンした。UR都市機構により96年から開発された千葉ニュータウン内に立地しており、印西牧の原駅前からすぐ近くである。
ところがオープンした時点ですでに周囲の競合環境が厳しく、空き区画が存在していた。

