AとBとの「主張」の違いは「逆接表現」の役割上、こうなります。
→【主張:あの子は性格が悪い】
→【主張:あの子はかわいい】
「小学生あるある」でいえば、Aは小学生女子が同じクラスの男子にモテモテの女の子にやきもちを焼いての発言。
Bのほうは同じクラスの男子の目線かもしれません。「性格が悪いのは知っているけれど、かわいいから許しちゃうんだよなぁ……」という、女子に反感を買いやすい発言ですね(笑)。
このように解釈しただけでも、同じ内容が書かれた文であっても「主張は違う」ことがあることもご理解いただけるのではないでしょうか?
「逆説表現」のあとは重点的にチェック
とくに、「しかし」「しかしながら」「でも」に代表される逆接表現のあとに来るのは、本文全体の要となる主張であることが多いので、重点的にマークしてみてください。
今回の例では、説明のために単純な文章を使いましたが、社会人のみなさんは、長い文章を読まなくてはならないことも多いでしょう。
その場合、こうした「定位置」や、「逆接のサイン」といったルールを駆使しながら、ひとつ理解したら、どんどん先に展開する論に目線をずらしていくことも、とても重要な「読み方スキル」です。
