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《「しかし」の後を読め》東大合格者が自然に使う"読み方スキル"【教え子5人に1人が東大合格!元進学校国語教師が解説】

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バインダーを持つ女性
「議事録や資料を読んでも結論がつかめなかった」という経験はありませんか?(写真:hanack/PIXTA)
  • 市野瀬 早織 元渋谷教育学園渋谷中学高等学校 国語科専任教諭 市野瀬教育研究所 所長
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書き手の主張がより明確に示されやすい接続表現のひとつに、「逆接表現(だが、しかし)」があります。

「逆接表現」は、主張を際立たせるためのサインで、その直後こそが、主張が置かれやすい定位置です。

「逆接表現」を見つけたら、そのあとの一文に、いつもより少しだけ意識を向けてみてください。文章の輪郭が、はっきりと浮かび上がってくるはずです。

似たような文章も「主張」はまったく異なる

次の2つの文をご覧ください。

A「あの子はかわいい。だが、性格が悪い」
B「あの子は性格が悪い。しかし、かわいい」

この2つの文を読んで、あなたはどんなことを感じましたか? 

2つの文では「あの子」という人物について「かわいい」「性格が悪い」という2つの情報を提示しています。

その視点で見ると、一見同じ意味内容を示しているように思えますよね。

ところが、「逆接表現」の役割を厳密に知っていくと、じつはAとBとでは、書き手の主張はずいぶん違うことがわかるのです。

いったい、どういうことなのでしょうか?

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【「重点的にマークすべき」ポイントは?】

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