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「今まで選ばれてなかったのが不思議」 炎上続きの日本テレビが、『24時間テレビ』の総合司会に"内村光良"を選んだ理由

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内村光良
“日テレの危機”を救うかもしれない? 内村光良さんの「顔」に注目します(画像:日本テレビ公式サイトより)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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3つの信頼シグナルに加えて、内村光良にはもう1つ、決定的な強みがある。「繰り返し接触による信頼の蓄積」だ。

心理学では、同じ人の顔を繰り返し見るほど、好感と信頼が自然に増すことが知られている。

内村が出演する人気長寿番組といえば、27年で20周年を迎える日テレのバラエティ『世界の果てまでイッテQ!』だ。MCとして、毎週、視聴者の居間に登場し続けてきた。ロケを担当する若手タレントたちを見守り、温かく支える姿を、視聴者は何百回と見てきた。

その積み重ねが、内村の顔に「信頼の蓄積」として刻み込まれている。

温かくゲストを迎え、レギュラーメンバーとはファミリーのような絆を築いてきた「イッテQ!」。内村の存在あってこそだ(画像:「世界の果てまでイッテQ!」公式Instagram @itteq_ntvより)

内村の持つ顔の力が与える「0.1秒の信頼」は強力だ。それが約20年もの繰り返し接触によって強化されたとすれば、その信頼感がどれほど根深いものか、想像できるだろう。

謝罪や制度改革では上書きできなかった視聴者の「不信感」は、脳に刻まれた感情記憶だ。これを書き換えるには、同じく脳に深く刻まれた「信頼の記憶」を持つ顔を、番組の顔として立てるしかない。

内村光良は、その条件を唯一満たす人物だったのかもしれない。

政治や企業も「“信頼顔”の危機管理」は最良の策か

この「顔による危機管理」という構造は、他の世界でも繰り返し確認されている。

わかりやすい例が政治だ。

25年に誕生した高市早苗首相は、「強硬派」というイメージを長年持たれてきた政治家だ。しかし首相就任後、街頭演説での柔和な笑顔、丁寧で穏やかな語り口が繰り返しメディアに映し出されることで、「信頼顔」の印象が有権者の脳に刷り込まれ、政権発足直後から予想外に高い支持率を維持した。

強硬な政策への是非とは別に、顔から受ける信頼シグナルが支持率を下支えしたのだ。

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【「どんな顔で語るか」によって左右される】

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