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「今まで選ばれてなかったのが不思議」 炎上続きの日本テレビが、『24時間テレビ』の総合司会に"内村光良"を選んだ理由

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内村光良
“日テレの危機”を救うかもしれない? 内村光良さんの「顔」に注目します(画像:日本テレビ公式サイトより)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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②目尻のシワが語る「本物の感情」

人間の笑顔は2種類ある。口角だけが上がる「社交的な笑顔(作り笑い)」と、口角に加えて目の周囲の眼輪筋も動く「本物の笑顔」だ。

後者は19世紀フランスの神経学者、ギヨーム・デュシェンヌ氏の名をとって「デュシェンヌ・スマイル」と呼ばれる。

眼輪筋は意図的にコントロールしにくい筋肉のため、デュシェンヌ・スマイルは「感情が本物である」ことのシグナルとして脳に受け取られる。笑うたびに目尻に深いシワが刻まれる内村光良の笑顔は、このデュシェンヌ・スマイルの典型だ。

今回の総合司会就任に際し、「一番の心配は、体力」だと話していた内村さん。しかし2017年から毎年、コントやダンス、歌などを盛り込んだ精力的なライブ「内村文化祭」を開催してきた(画像:「内村文化祭:内村光良」公式Instagram @uchimurabunkasai2017より)

脳の報酬系は、本物の笑顔に対して「安心・親近感」という報酬反応を自動的に引き起こす。謝罪会見で精一杯つくった笑顔が視聴者に「嘘くさい」と感じられるのも、作り笑いがデュシェンヌ・スマイルでないことを脳が見抜くからだ。

内村の笑顔はその逆だ。画面越しに届く「本物の感情」のシグナルが、視聴者の脳に直接、安心感を届ける。

加えて、今年7月に62歳を迎える内村の顔に深く刻まれた目尻のシワは、「笑いの痕跡」でもある。長年笑い続けてきた結果として刻まれたシワは、「この人はよく笑ってきた人だ」という情報を、見る者の脳に無意識に伝える。

25年間の笑顔の蓄積が、炎上した番組を救う

③人を「5倍引き寄せる」笑顔

笑顔が人を引き寄せる力は、数値でも実証されている。

社会心理学者のニコラ・ゲーゲン氏の実験では、笑顔でアイコンタクトをとった場合の「近寄り率」が22%、真顔の場合が4%と、約5倍の差が生じることが示された(※3)。

笑顔は「この人物は敵ではない、味方だ」という原始的なシグナルを脳に直接届ける。テレビ画面越しであっても、このメカニズムは変わらない。内村光良がスタジオで見せる笑顔は、視聴者の脳に「安心できる人物がいる番組」という印象を、繰り返し刷り込んでいく。

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【内村光良の「決定的な強み」】

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