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「今まで選ばれてなかったのが不思議」 炎上続きの日本テレビが、『24時間テレビ』の総合司会に"内村光良"を選んだ理由

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内村光良
“日テレの危機”を救うかもしれない? 内村光良さんの「顔」に注目します(画像:日本テレビ公式サイトより)
  • 宮本 文幸 「見た目」戦略研究家/桜美林大学ビジネスマネジメント学群教授
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なぜ一手となるのか。「見た目の科学」の視点から分析すると、「内村光良の顔」には、大きな力がある。今回のキャスティングは単なる好感度や知名度の問題ではない。むしろ、言葉や制度では絶対に届かない場所に直接届く、脳科学的に見て最良の危機管理策になる可能性がある。

そのキャラクター性、これまでの出演番組などから好感度の高い内村さん。しかし、好感を持たれる理由はそれだけではない(画像:「内村文化祭:内村光良」公式Instagram @uchimurabunkasai2017より)

前述の通り、近年、「24時間テレビ」は立て続けにスキャンダルに見舞われた。

そして、それ以前から渦巻いていた「感動の搾取」「やらせではないか」「チャリティーなのになぜタレントにギャラが出るのか」という批判の声も、年々高まっている。

もちろん日本テレビは対策を打っている。24年の放送では番組冒頭で謝罪し、寄付金管理の体制を見直した。チャリティーマラソンのランナーも、批判の少ない人選に切り替えた。

しかし、効果は限定的だった。

25年にも、番組制作発表会で改めて謝罪を行った。だが「表面的な謝罪で本質は変わっていない」という批判はやまず、SNSでは放送前から「視聴率低下」「番組終了論」が飛び交った。

瞬間最高視聴率は21.1%と数字の上では一定の回復を見せたが、番組への根本的な不信感が払拭されたとは言いがたい状況だった。

まだ足りない。番組への信頼を取り戻す何かが必要だ。

それは何か。その答えが、「見た目の科学」から浮かび上がってくる。

そして日テレが選んだ「顔」という一手

人間の脳は、言語的な情報よりも、顔から受ける視覚的な信頼シグナルを優先して処理する。

心理学者のトドロフ氏らの実験では、初めて見る顔への信頼性の判断は、わずか0.1秒で完了することが示された(※1)。しかも、その瞬時の判断は、じっくり時間をかけて行った判断とほぼ一致する。

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【顔は、言葉や実績を超えた影響力を持つ】

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