DJIが今回お披露目した新製品は「T200」と「FC200」の2機種。価格はそれぞれ9万9000元(約230万円)、13万4000元(約310万円)から。
T200は農業用ドローンに属し農林分野での輸送用途に限定される。中国の現行法では、飛行高度30メートル以下、速度時速50キロ以下、作業半径2000メートル以内と決められており、用途は限定的だ。
とはいえ、農業用ドローンは政府による管理・監督の面ではある程度、自由な運用が認められている。ユーザーは事前の飛行計画申請を必要とせず、操縦者も監督機関から資格を取得することは求められていない。
価格・性能で先行他社に並ぶ
FC200はより広範な用途に対応可能で、最大航続距離は36キロに達する。4機の機体を同期運航する場合、最大積載量600キログラムまで増強可能だが、飛行には事前申請が必要で、操縦者にも専門資格が求められる。
ここへ来て中国の貨物輸送用大型ドローン市場には複数の企業が参入している。如虹低空智能科技は4月に新機種「運220」を発表した。最大積載量200キログラム、価格は13万9600元からに設定した。
大型ドローンに特化した中堅企業である中測航空科技も25年と26年に「KF-150」「KF-200」を相次ぎ投入、フラッグシップモデルKF-200の価格は12万9800元から。業界関係者によれば、DJIが今回発表したFC200は価格と性能の両面で競合他社と同水準にあるという。
(財新記者:方祖望)
※中国語原文の配信は4月22日
