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AIが作った「現状まとめ資料」を「たたき台」と勘違いする人の悲劇。上司が呆れる資料を作ってしまう人の根本的な誤解

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上司から「たたき台」を作るよう言われて提出したら、イマイチな反応……。なぜ?(写真:metamorworks/PIXTA)
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たたき台のレベルを上げていくためには、まずレベル1を脱することが出発点です。

具体的には、資料を作り始める前に「この検討で何を決めるのか」「どんな成果を目指すのか」を確認し、情報をまとめるだけで終わらず打ち手の案と推奨案まで示す、という2点を意識するだけで、大きく変わります。

たたき台を作ることは、スキルアップの機会でもある

「現状まとめ資料」と「たたき台」の違いを理解したうえで動けるようになると、「どうやって売るの?」という反応はなくなっていきます。

最後にもう一点お伝えしておきたいことがあります。

たたき台を作ることは、単に「仕事を前に進める手段」であるだけでなく、自分自身のスキルを鍛える機会でもあります。

現状を整理し、成果を定義し、打ち手を考えて推奨案を選ぶ——このプロセスを繰り返すことで、論理的思考力と問題解決スキルが自然と向上します。はじめはレベル1の資料しか作れなくても、「たたき台として成り立っていない」という感覚をつかめれば、次第にレベル3の良いたたき台を安定して作れるようになっていきます。

「あのたたき台では駄目だった」という経験を積み重ねながら上達していくこと自体が、仕事の総合力を高めるプロセスです。
 

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