1/6 PAGES
大学進学を機に九州から上京したトモアキさん(仮名)。志望校への合格と、念願だった親元を離れるという生活を手に入れたはずが、気がつくと引きこもりに。2年間の引きこもり生活ののち、最後に頼ったのは、おせっかいなおじさんが運営する〝塾〟だった。
将来の夢を見つけられなかった中高時代
「おめでとう!」というお祝いの声と共に、威勢のいいクラッカーの音が響き渡った。「もう祝われるような年じゃないですよ」といいつつも、嬉しそうな笑顔を見せるのは、20代のトモアキさん。
トモアキさんは小学校から学習塾に通い、地元福岡にある難関中高一貫校に合格、中高時代は何の問題もなく日々を送っていた。ただし、親との関係はあまり良いものではなかったようだ。
「親と仲が悪くて、早く家を出たいと思っていました」(トモアキさん)
誕生日を祝うクラッカーの音が響く八おき塾の食卓。この日、たまたまランチ会にやってきた引きこもりの子を持つ親二人も一緒にトモアキさんの誕生日を祝った(写真:八おき塾)
次ページが続きます:
【「MARCH以上」の呪縛】
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES
