ホワイトハウス記者協会は、大統領を日常的に取材する記者、フォトグラファーらジャーナリストで構成される団体。100年以上の歴史を持つ。毎年開催される夕食会は、現職の大統領が出席するのが慣例で、政権幹部、政治家、さらには著名人が年に一度、一堂に会する、ワシントンD.C.の社交界における「最も重要な夜」とも称される場だ。
その一方で、この夕食会は単なる祝宴ではなく、ホワイトハウスを取材する記者と政権との距離感を象徴する場でもある。公式の記者会見やブリーフィングとは異なり、非公式の会話や人脈形成が生まれる“政治の裏側”でもある。
チケットは1枚480ドル(約7万6500円)
筆者自身、これまで15回以上この夕食会に出席してきたが、普段は接点を持ちにくい政府高官や政権中枢の関係者とも、比較的率直に言葉を交わせる数少ない機会でもある。実際に、この場での会話がその後の取材関係につながった経験も一度や二度ではない。
今回のチケットは1枚480ドル(約7万6500円)で、決して安価ではないが、それでも争奪戦となるほど注目度の高いイベントである。
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