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青山商事「1万2980円スーツ」の快進撃:ストレッチ素材&裾上げ不要が"たまに着る層"への正解になった理由

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みんなのスーツ
東京都内の「洋服の青山」で展示されていた「みんなのスーツ」(筆者撮影)
  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント
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同社における上位ラインとは、例えばパターンオーダーの「SHITATE」(シタテ、約3万2000円~12万円台)があり、店舗で相談しながら仕立てられる。

オーダースーツの「SHITATE」(筆者撮影)

最上位ブランドとしては「HILTON」(ヒルトン、中心価格帯は8万5000円前後、最高級生地では15万円超)や「SavileRow」(サビルロウ、同8万5000円前後~10万円超)もある。

生地にもこだわった「HILTON」(筆者撮影)

スーツの役割も時代とともに変化

かつて「スーツは社会人としての最低限のマナー」だった。クールビズ(05年6月スタート)もなかった平成半ばまでは、この意識が浸透していた。「没個性」という声はあったが、それなりに恰好がつく“一定の押さえ”として機能した。

現在はどうか? リモートワークも浸透し、「スーツは何かの際に着る服」となった。

ただし、好まれる基本の色は、昔も今も大差はないという。

「一般的なスーツの売れ筋の色は『ネイビー』や『ブラック』で、これに『チャコールグレー』が続きます。『みんなのスーツ』も同じ傾向にありますが、今年2月に『千鳥格子(ネイビー、グレー)』の柄物も追加投入しました」

(画像:「みんなのスーツ」公式ホームページ)

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【今後のスーツのトレンドは?】

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