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青山商事「1万2980円スーツ」の快進撃:ストレッチ素材&裾上げ不要が"たまに着る層"への正解になった理由

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みんなのスーツ
東京都内の「洋服の青山」で展示されていた「みんなのスーツ」(筆者撮影)
  • 高井 尚之 経済ジャーナリスト、経営コンサルタント
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コロナ禍の21年に発売した「ゼロプレッシャースーツ」の成功は意識したのだろうか。

「別軸の開発ですが、手に取りやすさ、手頃な価格帯は共通しています。『みんなのスーツ』は学生さんから70代まで幅広い世代に売れており、リピートされる方も多いです」

1万2980円の商品価格も好評で、「この価格でこの品質はいい」という声も多いとか。「みんなのスーツ」というわかりやすいネーミングにした理由は?

「これまでの新商品はカタカナ表記や、“清涼”など機能性を打ち出したネーミングが多かったですが、あえて優しいイメージになる平仮名にしました」

青山商事商品第一部の河原林孝太氏(写真:青山商事)
 

サイズはわかりやすい「S・M・L」に

一般的なスーツとは、さまざまな点で異なる。

まずはサイズ表記だ。従来のスーツでよくある「A5」(身長170センチで標準体型)や「B5」(同170センチでがっしり体型)ではなく、カジュアルウェアのような「S・M・L」とした。サイズはSS~3Lまであり、幅広のWideS ~Wide3Lを含む全11サイズ(メンズの場合)がある。

「当社の公式サイトから購入される方も多いので、サイズをわかりやすくしました。全方向に伸縮するストレッチ素材を採用し、動きやすさと心地よいフィット感もあります。また裾上げ済みなので、店舗で買われる方はすぐにお持ち帰りいただけます」

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【着用後のケアにもこだわり】

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