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平成のエモい文化に再注目…《ポケベル》が令和に愛されるワケ 「14106」「999」「724106」「49106841」などが懐かしい

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手で持ったポケベル
「ポケベル」の魅力に迫る(写真:Rue Chan / PIXTA)
  • 高橋 暁子 成蹊大学特別客員教授/ITジャーナリスト
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「この暗号、読める?」と数字でのメッセージをクイズ形式で出しているものも多い。音が鳴ったり振動したりする、東京テレメッセージ監修のポケベルボールチェーマスコットの写真も多く投稿されている。

令和の時代に、なぜポケベルが人気となっているのだろうか。

数字の暗号でやりとりした「ポケベル」

ポケベルは、正式名称を無線呼び出し端末「ポケットベル」という。

当初、固定電話や公衆電話からポケベルの番号に電話をかけて音を鳴らし、相手を呼び出すという使い方がされており、呼び出された人は公衆電話などから折り返していた。今では考えられないが、受信だけで送信はできない端末だ。

1968年にサービスを開始し、87年にはプッシュホンで入力した数字を表示できるようになって大ヒット。94年には、文字が送れるようになった。

固定電話代が数万円に上って親に大目玉を食らったという話も多く聞いたし、公衆電話にはテレホンカードを持った女子高生が列をなしていた。

平成初期の青春を彩った「ポケベル」。数字入力や文字入力があった(写真:Rue Chan / PIXTA)

文字入力にも特徴があり、数字2桁の組み合わせで五十音の1文字を指定する入力方法、2タッチ入力(通称「ベル打ち」)する仕組み。「11=あ」「12=い」などのコード表を覚えており、高速入力できる人も多かった。

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【2019年9月にサービス終了】

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