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学校も保護者も"ランドセルをやめられない"のはなぜ?リュック型もある、文科省も「毎日持ち運びは無理」と認めたのに…

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ランドセルを机に載せる小学生
ルールで決まっているわけでもないのにランドセルが圧倒的多数なのはなぜなのか(写真:TSUYOSHI / PIXTA)

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来年、小学校に入学予定の子どもがいる家庭では、このGWにランドセルを見に行こうと考えている方も多いかもしれません。

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最近は、軽くて機能的なリュック型の鞄も増え、「ランドセル以外」の選択肢も広がっています。それでも、実際の小学校では、ほとんどの子どもがランドセルを背負っています。

しかもこれは、「ルールで決まっているから」ではありません。ランドセルで通学することは義務ではない。多くの学校で、禁止されているわけでもない。それでも変わらないのです。

「選択肢」はあるのに、選択はされていない…

「本当は違うものを選びたい。でも、学校で浮いたらどうしよう」

そんな迷いを感じたことはないでしょうか。

ほかの鞄も選べるはずなのに、実際は選ばれていない。これは単なる傾向ではありません。「選択している」のではなく、「選ばされている」状態です。

ランドセル商戦は4月から本格化し、5月と8月がピークになります。2022年には5月の購入者数が8月を初めて上回りました(ランドセル工業会調査)。

多くの家庭が、早い段階で「みんなと同じ選択」に乗る構造の中にいます。このズレは、なぜ起きているのでしょうか。

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【ランドセルは「学校の保守性」の象徴である】

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