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来年、小学校に入学予定の子どもがいる家庭では、このGWにランドセルを見に行こうと考えている方も多いかもしれません。
最近は、軽くて機能的なリュック型の鞄も増え、「ランドセル以外」の選択肢も広がっています。それでも、実際の小学校では、ほとんどの子どもがランドセルを背負っています。
しかもこれは、「ルールで決まっているから」ではありません。ランドセルで通学することは義務ではない。多くの学校で、禁止されているわけでもない。それでも変わらないのです。
「選択肢」はあるのに、選択はされていない…
「本当は違うものを選びたい。でも、学校で浮いたらどうしよう」
そんな迷いを感じたことはないでしょうか。
ほかの鞄も選べるはずなのに、実際は選ばれていない。これは単なる傾向ではありません。「選択している」のではなく、「選ばされている」状態です。
ランドセル商戦は4月から本格化し、5月と8月がピークになります。2022年には5月の購入者数が8月を初めて上回りました(ランドセル工業会調査)。

多くの家庭が、早い段階で「みんなと同じ選択」に乗る構造の中にいます。このズレは、なぜ起きているのでしょうか。
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【ランドセルは「学校の保守性」の象徴である】
