イラン情勢の緊迫が続く中、後半戦に入った、日本の通常国会。政権発足から半年が過ぎても高支持率を維持する高市早苗首相が、自ら公約とした憲法改正など「国論を二分する政治課題」の実現に猛進している。
そうした中、中道改革連合の小川淳也代表と国民民主党の玉木雄一郎代表を中心とする「野党第1党争い」が激化。野党陣営の足並みの乱れにつながり、巨大与党の暴走に歯止めをかけられない事態を招いている。
「野党第1党争い」が激化している背景事情
衆議院選挙で自民党が歴史的大勝を収めたことで、勢力が大幅に後退した野党陣営。中でも、立憲民主党と公明党が合流した中道は、衆院勢力が選挙前の3分の1以下となる49人まで激減。国民民主党の衆参合算の議員数を下回った。
これを踏まえて、玉木代表は「われわれこそが最大野党」として、国会での与野党攻防における主導権の確保へ意欲をあらわにしている。
ただ、参院では中道と別会派である立憲民主党と公明党の所属議員を加えれば、中道は国民民主党の倍以上となる圧倒的な「野党第1党」。参院の国会運営では立憲民主党が「野党代表」という位置づけだ。
そのため、小川代表も来春の統一地方選後には「参院も合流して『最大野党』を目指す方針」(中道幹部)だ。だが、それが実現するまでは、玉木氏との「野党第1党」をめぐるせめぎ合いを余儀なくされることになる。
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【小川氏と玉木氏の浅からぬ縁】
