神戸では主に戦闘シーンとして、「ベルトコンベヤ跡トンネル」(西区)や、市内の清掃工場である「落合クリーンセンター」(須磨区)、「苅藻島クリーンセンター」(長田区)で撮影が行われました。
「ベルトコンベヤ跡トンネル」は、かつて土砂運搬に使われていた地下トンネルの跡で、05年にその役目を終えたといいます。
現在でも市北部から須磨地区へ至る各所に残されており、天井の高い独特な地下空間はこれまでにも映画『デスノート Light up the NEW world』(16年)、『鋼の錬金術師』(17年)、Netflixで配信された『シティーハンター』(24年)などで使われてきました。
また、本作の世界観を表現するためには、「自然光が入ってはいけない」という条件がありました。しかし清掃工場での撮影では、暗幕を張ってもどうしても光が漏れてしまうことから、撮影は夜間限定となりました。
残念ながらいずれも市が管理する非公開施設ですが、限定ツアーなどで見学できる機会が今後あるかもしれません。なお、本作に出演している渡邊圭祐さん(勢羽夏生役)は、この戦闘シーンの撮影をきっかけに、その後、自身のカレンダー撮影も神戸で行ったことを明かしています。
「神戸」が多くの作品に引っ張りだこの理由
神戸は、異人館のある北野地区をはじめ、早くから外国に開かれた港町として独特な雰囲気を作り上げてきました。異国情緒あふれる中華街は、横浜・長崎とともに「日本三大中華街」の1つに数えられています。
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【神戸で撮影された数々の名作】
