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V8、V12エンジンは厳しさをます排出ガス規制(EURO7)でどうなる? CEOに聞く「アストンマーティン」直近の商品戦略

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多気筒エンジンのスポーツカーはこの先も出来るだけ長いこと作るという
多気筒エンジンのスポーツカーはこの先も出来るだけ長いこと作るという(写真:Aston Martin)
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アストンマーティン独自のビジネスとして、「コンティニュエーション(=継続生産)」が思いつく。これは、ユニークな製品開発だ。

たとえば、20年に発表した「DB5ゴールドフィンガー」。1964年の「DB5」のコンティニュエーションだ。

ファクトリーで作られる「DB5ゴールドフィンガー」(写真:Aston Martin)

コンティニュエーションは、ジャガーのように熱心なファンのいるブランドも手がけているが、DB5ゴールドフィンガーの特徴は、ボンドカーに準じた装備を盛り込んだところ。

回転式ナンバープレート、フロントのマシンガン、防弾リアウインドウ、助手席の取り外し式ルーフパネル、レーダースクリーン、運転席ドアの電話……、ホンモノでなくても装備はほぼ同一。

ホールマークCEOは「たしかにコンティニュエーションはアリですが……」としたうえで、「最新の技術で作り上げた、アストンマーティンでないと作れない希少なモデルを手がけていくつもりです」と言う。

近い未来に登場するモデル

「もうしばらくしたら――、1年、あるいは1年半後かもしれませんが、ミドエンジンのスポーツカーやフロントエンジンの車両を送り出すかもしれません」

ホールマークCEOは言葉を続ける。

「数を増やすつもりはありません。多品種少量生産を目指すと、車両のスペックスやマーケットがオーバーラップしがちです。それを避けて、モデルの差異化を図っていきます」

ヴァルハラのドライバーズシートに乗るホールマークCEO(写真:Aston Martin)

氏の経歴をみると、24年にベントレー会長兼最高経営責任者の職を辞してアストンマーティンに移っている。

「イギリスの伝統的なブランドという共通点において、アストンマーティンとベントレーを比較すると――」という質問を投げかけてみた。

「ヴァルハラやヴァルキリーを別にすれば、ベントレーのほうが高額です。しかし、少数でも熱心なファンに支えられている点は似ていますね」

でも――、と言葉を続ける。

次ページが続きます:
【アストンマーティンとベントレーの違い】

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