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VAIOのパソコンが「個人回帰」に踏み切れた理由、ノジマ傘下で変わったこと・変わらないこと

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VAIOが4月23日に受注を開始した新型「VAIO SX14-R」。同社初のCopilot+ PC対応モデルだ(写真:VAIO)
  • 石井 徹 モバイル・ITライター

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ノジマの店内に、VAIOの専用コーナーが出現した。埼玉・静岡・東京の4店舗で4月7日にオープンした「VAIO Shop in Shop」だ。AI機能やノイズキャンセリングを来店客が体験できる常設スペースだ。同時に、VAIO製品の知識と販売実績を備えた店員を認定する「VAIOマイスター制度」もノジマ全店舗を対象に始まった。

ソニーから独立して12年。法人向けノートPCの出荷を2021年比で約3倍に伸ばしたVAIOが、個人市場に再び本腰を入れ始めた。ノジマ全店舗に加え、ドコモショップ全店でもVAIO PCの販売を開始した。4月23日には同社初のCopilot+ PC対応モデル「VAIO SX14-R」の新型も投入した。VAIOストアでの最小構成価格は26万9500円(税込)で、5月22日以降に届き始める。

「スピードを上げる必要がある」

ノジマグループに入ったことで大きな変化はあったのか。取締役執行役員常務で開発本部長の林薫氏は「大きな変化はない」としつつ、こう続けた。

「独立以降、母体が小さかったこともあって、何か大きな失敗をしたら会社がまわらなくなるという恐怖心があった。リスクを回避する姿勢が強かった。ノジマさんはユニークさとスピードを求めている。スピードを上げる必要があると改めて思っている」

VAIOの設計を統括する林薫取締役執行役員常務。安曇野本社でVAIOのデザイン思想について説明した(写真:筆者撮影)
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【ノジマ傘下で変わったのは、スピード感】

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