東洋経済オンラインとは
ライフ

ビジネス会食でバレる「気遣いできない人」と「気遣いできる人」の決定的な違い

6分で読める
ビジネス会食で本当に評価されるポイントは?(写真: mits/PIXTA)
  • 森田 ゆき Make Value Spirit 代表 / イベントプロデューサー / パーソナルマインドトレーナー

INDEX

ビジネスにおける会食とは、何でしょうか? 多くの人は、「食事をしながら仕事の話をする場」「関係を深めるための時間」と捉えています。そして、「お店選び」や「会話」を意識します。しかし、ビジネスの現場で評価される人は、会食の際、まったく違うことを意識しています。それは、「相手との関係性を一段引き上げるための設計」です。相手にとって意義のある会食の場にするために『外資系秘書が教えるうまい気遣い×もったいない気遣い』の著者である森田ゆき氏に、評価に差がつく「会食の気遣い」をご紹介します。

ビジネスにおける会食には、大きく次の3つの意味があります。

1.会議やメールでは見えない人柄や価値観、温度感を伝え、信頼関係を築く場

2.「この人と仕事がしたい」と思わせる感情のスイッチを押す役割

3.段取りや当日の対応を通じて、設定する人の気遣い力が試されます。

だからこそ、ビジネス会食は「気遣いの差」が最も出る場面です。ここで重要なのは、会食の価値は決して「お店選び」ではない、ということです。どんなに有名なお店でも、それだけで評価が上がることはありません。本当に問われているのは、相手がどれだけ心地よく過ごせるか、そしてその時間をどこまで設計できているかなのです。

会食の気遣いは「始まるまでの2日間」が勝負

会食の気遣いは、実は当日ではなく「始まるまでの2日間」でほとんど決まります。多くの人は当日の振る舞いや会話に意識を向けますが、本当に気遣いが活きるのは、その前の準備段階です。相手が迷わないか、不安にならないか、無理のないスケジュールで来られるか。こうした細かな配慮は、すべて事前にしか設計することができません。そして、この準備の質が、そのまま当日の"心地よさ"として表れます。

だからこそ、気遣いができる人ほど、この2日間に時間と意識を使います。その積み重ねが、相手にとっての安心感や心地よさとなり、「この人と仕事がしたい」という信頼へとつながっていくのです。

次ページが続きます:
【当日の気遣いは「始まる前の10分」から始まる】

2/3 PAGES
3/3 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象