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ビジネス会食でバレる「気遣いできない人」と「気遣いできる人」の決定的な違い

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ビジネス会食で本当に評価されるポイントは?(写真: mits/PIXTA)
  • 森田 ゆき Make Value Spirit 代表 / イベントプロデューサー / パーソナルマインドトレーナー
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会食前には、「道に迷った」「少し遅れそう」「入口がわからない」など、小さなトラブルが起こりがちです。これらの連絡に即座に対応できるかどうかで、印象は大きく変わります。万が一、お相手が道に迷ったり、遅れたりした場合でも、その場で道順を案内し、「焦らずごゆっくりお越しください」とひと言添える。この"ちょっとした不安"をその場で解消できる人は、それだけで信頼されます。

ここで見落とされがちなのが、"連絡の取りやすさ"です。電波がつながらないだけで、相手は不安になり、次第にイライラしてしまいます。また、メールは移動中などに見落とされることも多く、リアルタイムのやり取りには向いていません。だからこそ、お店に着いたら、最初に携帯電話の電波を確認し、すぐに電話やメッセージで対応できる状態にしておきましょう。席によっては電波が弱いこともあるため、必ずチェックしておきます。全員が揃うまでは、電波が確実に届く場所で待機し、ゲストをお迎えしましょう。

(イラスト:TSUKINOGRAPH)

招かれる側が守るべき「5分前ルール」と基本マナー

一方、招かれる側として参加する場合も、印象は大きく左右されます。到着は開始時間の5分前が目安です。早すぎても遅すぎても、ホストやお店に負担をかけてしまうため、この「5分前」というバランスが重要になります。

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店内に入ったら、まずはホストに軽く挨拶をしましょう。ひと言「本日はありがとうございます」と伝えるだけで、印象は大きく変わります。手土産がある場合は、その場で渡すのではなく、お店の方に預かっていただきます。取り扱いに希望がある場合は、併せて伝えておくと安心です。

さらに、当日までの案内や配慮など、一見流されがちなことに、「道順までご丁寧にありがとうございます」「とても分かりやすかったです」など、具体的に伝えることで、より印象が良くなります。招かれる側も、始まる前の「気遣い」があることで気持ちのよい会食をスタートすることができます。

ビジネス会食は「どこに行くか」ではなく、「どう迎えるか」で9割決まります。「相手が迷わないか」「不安にならないか」「気持ちよくスタートできるか」という視点が、前々日のリマインドから当日の10分、入口での迎え方、そしてスタート前の一言まで、すべてに表れます。「相手の感情をどうつくるか」という視点でのあなたの気遣いは「スムーズだった」「心地よかった」という体験になり、やがて「この人と仕事がしたい」という信頼へと変わっていきます。

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