では「スマホ依存」「充電切れ不安」の傾向が強い人はどのように改善すればいいのか。
特に若い世代はスマホを入手してから「使えなかったことがない」という人が多く、物理的に遠ざけることが1つの手段になります。
厳密に言えば「使えない」のではなく自らの意思で「使わない」という心理状態を作ることが第一歩。スマホに限らず依存傾向がある人はそれを自覚し、「使うのが当たり前」という脳の状態を変えたいところです。
「1日○時間まで」「人と会っている時は見ない」「使用アプリは○個まで」などの自主的なルールを作り、実行できるならそれに越したことはありませんし、時間制限のアプリなどを使用するのもいいでしょう。
「使いすぎていた」ことを自覚する
そのほかにも、これまで当たり前としていたことをやめて「目の前に置かず別の部屋に置く」などで、「意外と大丈夫だった」という感覚が得られたら順調に改善されています。
そもそもスマホの依存傾向がある人も、「これくらい使いたい」という明確な願望があるわけではなく、「いつでも使える」という安心感がほしいだけで、それに気付いたらあっさり改善できたというケースが何度かありました。
まずは「絶対に必要」「なければ生きていけない」という極端な認知の歪みを整え、「使いすぎていた」ことを自覚したいところです。
そのうえで大切なのは、スマホをさわっていた時間を別の行動に置き換えること。
たとえば、画面ではなく景色や人を見て過ごす、座ってスマホを使うのではなく立って街を歩く、ストレッチ・片付け・料理などをする、昼食や夕食のメニューを考える。無理せず自分で「これくらいならやれそうかな」と思えることに置き換えればOKです。
それでも改善傾向が見えなければ、家族や友人の理解・協力を得ることも大切であり、医療機関での多角的なアプローチも視野に入れたほうがいいでしょう。
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【もともとこれを使うことが前提ではなかった】
