しかもその使い道はスマホだけでなく、タブレット、ノートパソコン、デジタルオーディオプレーヤー、イヤホン、デジタルカメラ、ゲーム機、GPS端末、ハンディファン、電子カイロ、アクティビティトラッカーなど多岐に渡ります。
特にスマートフォンは、連絡、移動方法、情報収集、撮影、SNS、ゲーム、支払いなどのさまざまな目的があるため、使えない状態は考えられないのでしょう。
「財布を持ち歩かないからスマホの電池切れは絶対にダメ」「外回りの仕事だからスマホがなければ移動すらできなくなる」などの声が散見されたように、身動きがとれなくなることを恐れている人が多いようです。
また、航空機での移動時は「搭乗までの時間でスマホを使うから機内で充電しておきたい」「機内は使ったあとのモバイルバッテリーを充電するのにちょうどいい」、さらに「機内で充電を終えて到着地でフルに使いたい」などと考えるため、不便さを感じるのでしょう。
そもそも充電は基本的にコンセントがあればできるため、モバイルバッテリーは必ずしもなければいけないものではありません。長時間の移動時にこそ使うものだから、その最たるところである航空機での使用制限に抵抗があるのでしょう。
そして今回の件で拒否反応を示している人の中には、もう1つ恐れていることがあるようです。
新幹線や電車にも規制は広がる?
昨年あたりから航空機関連に限らずモバイルバッテリーをめぐる報道が増えていました。特にリチウムイオン電池による火災件数が増え続けていることや、モバイルバッテリーの発煙や発火が毎週のように報じられています。
そのたびにモバイルバッテリーの安全性や品質低下が問題視され、多くの人々が「これは航空機だけの問題ではない」ことに気づきはじめているのでしょう。
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【大阪・御堂筋線で乗客のモバイルバッテリーから発火】
