店員さんが昔ながらのガスコンロに火をつけてくれ、じわじわとあたたかさが広がっていく。網の表面にラードを滑らせたら一気に焼いていこう。
ジュージューと脂がしたたる音、立ちのぼる煙と炎、肉の香りがたまらない。おひとりさまでコレって相当贅沢では……?
肉が焼けたらお好みの味付けでいただこう。断然おすすめは、創業当時から受け継がれているという「秘伝のタレ」だ。甘みとコク、スパイシーさも加わり最高の一口に。
創業以来不動の一皿「鳥めし」
さて、ここでやっと「鳥めし」。年間8万食を誇るという人気No.1メニューだ。
創業以来不動だというその一皿は、鳥の旨みを一粒一粒吸い込んだ米と、やわらかい鶏肉、ごぼうのシャキシャキもアクセントになってパクパクとスプーンを口に運んでしまう。福神漬けと紅しょうがで味変しながら、最後まで飽きずに完食した。
あたたかいうちに飲んでほしいのが「鳥スープ」。とことん丁寧に取られた出汁が自慢のスープに、ふわふわ卵と鶏肉が絡んで至福の味。
筆者はつい魔が差してしまい、鳥めしをスープにダンクしてしまった。いったいどうなったかというと、鳥の旨みが何層にも広がって、つまり、やさしくておいしいのだ。ここまで鳥尽くしなのに、本当に飽きがこない。
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【参考にしたい、おすすめの味わい方】
