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東武東上線「間違えられる駅」の駅長に聞く日常風景 川越の隣の「川越市」、その隣は「霞ケ関」

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2026年3月まで2年間、東武東上線川越市駅の駅長を務めた浜島順二さん(撮影:鼠入昌史)
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浜島さんが若かりし頃に経験したことがある。

「霞ケ関駅に行きたいんだけど、ってお客さまに聞かれて。墨田区だから、とうぜん地下鉄の『霞ケ関』だと思うじゃないですか。そうしたら、『あなたの会社のだよ』って……(笑)。後ろにいた先輩からも、霞ケ関は2つあるんだぞ、と」

しばしば“間違えられる駅名”として話題になる霞ケ関駅。東武東上線では川越市駅の1つ下り方にあって川越市駅の管轄となる。

「実際は間違えてくる人はほとんどいないと思います。東京の霞ケ関駅とは違い、こっちの霞ケ関は地元に住んでいる方と、あとは東京国際大学の学生さんが日常的に使っているような駅ですね」

川越市駅から下り方面に1つ隣、霞ケ関駅の南口(撮影:鼠入昌史)

埼玉にある霞ケ関駅

東京国際大学の一部が池袋に移転したこともあり、霞ケ関駅を使う学生数は減ったというが、駅の周りにはほんのり学生街らしい雰囲気が漂う。いまでは橋上駅舎になって駅の南北に出入り口があるが、かつては南側だけで、ホームとは地下通路で結ばれていたという。

「霞ケ関駅はほかに特徴的なものがあるかと言われると難しいのですが、川越市駅とはうってかわって、静かな駅ですよ。新入社員のときには存在もよくわかっていなかった駅を、いまでは私が管理していると思うと不思議な感じですね」

【写真を見る】東武東上線「間違えられる駅」の駅長に聞く日常風景 川越の隣の「川越市」、その隣は「霞ケ関」(28枚)

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【職場は明るく、風通しよく】

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