おそらく、ほとんどの人が「えっ、1億円? ……何から考えればいいの?」とフリーズしてしまうはずです。
こうした難易度の高い「正解のない問い」に直面したときは、図のように、左の〇に「地域の強み」、右の〇に「地域の弱み」と書いてみましょう。
図を見て、「これならいくつか思いつきそう」と思ったらしめたものです。「1億円稼ぐアイデア」を考えようとしてフリーズしていたところから、着実に一歩進んでいますよね。
「地域の強みは特産品かな?」
「地域の弱みは交通が不便なところかな?」
と、思考が動き始めませんか。
しかも、一度動き出すと、そこで終わりません。
「強みはこれかな」「弱みはこっちかも」と書き出しているうちに、「じゃあ、この強みを活かせば弱みをカバーできるんじゃないか」と、頭が「勝手に」分析し出すかもしれません。
2つの〇を書いただけで、止まっていた思考が自然と動き始める。
これが、「〇2つ」が持つ力です。
これ以上ないほどシンプルですが、これこそが「悩む」を「考える」に変える、世界一シンプルなルールなのです。
「〇2つ」で一歩を踏み出した人に起こる3つの変化
「考える」ことには、決して一足飛びで山の頂上にたどり着くようなショートカットはありません。適切な「問い」を立て、足元の情報を整理し、一段ずつ階段を上がっていくような地道な作業の積み重ねです。
だからこそ、その「最初の一歩」をいかに早く、迷わず踏み出せるか。その小さな習慣の積み重ねが、結果として仕事の質を大きく変えていくことになります。
この「一歩目」を素早く踏み出す習慣が身につくと、あなたの日常は具体的にどう変わるのか。3つのポイントに整理してお伝えしましょう。
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【スピード感は大きな余裕を生む】
