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昔からの商店街、昭和の趣きを残す家屋、狭く入り組んだ路地……さまざまな再開発が進む東京だが、中には再開発されないままの街もある。
タワマンや高層オフィス、大きな商業施設が生まれない街には、どんな理由があるのか――。ライター・坪川うたさんが、緻密なリサーチとフィールドワークで送る連載。第1回は「森下」を取り上げる。
前編では、再開発されない街「森下」の現状と歴史を紹介した。後編では、森下が再開発されない理由を街づくりの経緯から考察する。
再開発が進む江東区
森下の属する江東区では、10地区の市街地再開発事業が完了もしくは準備中である(2025年3月31日時点)。
隣接する清澄白河も駅の目の前にはタワーマンションや高層ビル、大型商業施設はないが、駅から徒歩5分ほどの2地区で第一種市街地再開発事業が実施され、30階超えのタワマン2棟などが建設された。近くには、他にも民間が開発したタワマンが集積している。
清澄白河の付近(写真:筆者撮影)
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【土地利用の歴史から「森下が再開発されない理由」を探る】
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