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SNSにはびこる「ルールなき文章」の落とし穴 「誤読する日本人」が急増している深い原因は?

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スマホを持って悩む女性
SNSなどで短文ばかりに触れていると、長文の読解能力が弱まるといいます(写真:metamorworks/PIXTA)
  • 市野瀬 早織 元渋谷教育学園渋谷中学高等学校 国語科専任教諭 市野瀬教育研究所 所長
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次の文章を読んでみてください。発言者の意図をすぐに理解することはできますか?

「たしかに小栗旬はかっこいいし、俺は小栗旬にはなれないよ、でも、小栗旬だって、俺になりたくてもなれないよ」

文章の内容にツッコミが入りそうですが(笑)、うっかりすると、誤読してしまいそうな文章ですよね。

この発言をした人の「主張」はどのようなことだと思いますか?

「小栗旬はかっこいい」「俺は小栗旬にはなれない」「小栗旬も俺にはなれない」この3つはどれもこの発言をした人の主張と言って間違いないでしょう。

では、その中でも、この人が相手に最も伝えたいメッセージとはいったい何でしょう?

ちょっと国語に強い人なら、「『でも』のあとが言いたいことなんじゃない?」と、すぐに理解できるかもしれません。

そう、「逆接表現のあとには主張が来る」のです!

論理的に考えれば、この発言をした人は「小栗旬も俺にはなれない」と相手に伝えたかったのだということが推測できます。

しかし、その意見に違和感を覚える人も多いのではないでしょうか?

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