よく「てんなな」と間違われるてんひちには、アサイーボウルで注目を集める人気カフェ「I’m kitchen」がある。この店の公式アンバサダーが、女性タレントの「なな」さん。「ひちには、なながいる」と憶えるとよい。
天神橋筋商店街、最後の1軒は愛の宿だった
さて、ほとんどの資料は天神橋筋商店街を「天神橋を起点に、北は天神橋筋7丁目まで伸びる全長約2.6キロの商店街」と定義している。ところが実際に歩いてみると、資料にはない「天神橋八丁目商店会」なる謎の標識が貼られている。
大阪市北区の加盟商店会リストにもその名がない。実際、最北端の路面にあるのはラブホテルだけだった。そんな幻の商店街が本当にあるから奥が深い。「ヒョウ柄を着たおばちゃん」「アメちゃんを配るおばちゃん」のような、まれに目撃例がある大阪都市伝説を街ごと象徴している場所である。
ラブホテルのそばに長柄小橋という表記があり、橋をさらに北進すれば淀川に架かる大きなアーチ、長柄橋となる。ここが天神橋筋商店街のゴールだ。そこにあるのは、ごみごみしたイメージを払拭する「サバービアな大阪」だった。
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【大阪は「松花堂弁当のような街」】
