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ライフ #あの大恋愛の末に…国際結婚ベテラン夫婦の今

「結婚するつもりで付き合いましょう」即プロポーズした日韓夫婦、3年半の遠距離と両親の壁を超えて「2度結婚」できた理由

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自宅近くにあるハナさんのアトリエにて(写真:筆者撮影)
  • 久保 佳那 ライター・ブックライター
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そこからの右樹さんの行動は早かった。2〜3度顔を合わせた後、ハナさんに交際を申し込んだのだ。しかし、告白されたハナさんは驚き、困ってしまった。実は、ハナさんは右樹さんより8歳年上の28歳だった。韓国でも大学に通っていたが経済的な理由で中退せざるをえず、社会人として働いてから日本に留学していた。来年の受験も控えていて、とても恋愛どころではない状況だったのだ。

「いい人だと思っていたので、友達として関係を続けていきたいと思いました。どうしたらうまく断れるだろうと悩みました」

考えた末に、ハナさんは右樹さんにこう告げる。

「私と付き合うなら、結婚するくらいの真面目な気持ちがなければ無理です。私と恋愛をしたら、あなたにとっては青春の1ページのいい思い出になるかもしれない。でも、私は恋愛したせいで受験に失敗したら韓国に帰るしかありません。私と恋愛するなら気合いが必要です」

ハナさんは「ここまで言ったら、きっと諦めるだろう」と思ったのだ。しかし、右樹さんの答えは思いがけないものだった。

「結婚するつもりで付き合いましょう!」

当時を振り返って、照れくさそうに右樹さんはこう話す。

「若すぎたので、結婚がピンときていなかったんでしょうね(笑)。ただ、この人と付き合いたいという一心でした。勢いしかありませんでした」

こうして二人は1999年5月、付き合い始めた。

ポジャギをテーマにした作品が並ぶハナさんのアトリエの様子(写真:筆者撮影)

「なぜ家まで送ってくれないの?」カップルの常識の違い

付き合い始めてすぐ、二人は日本と韓国の文化や常識の違いにぶつかる。例えば、二人で会っていて夜遅くなったときのことだ。帰る方向が途中まで同じだったが、途中で右樹さんは「じゃあね」と自分の家に帰った。翌日、ハナさんは右樹さんの行動に怒った。

「韓国人同士のカップルなら、彼女を家まで送るのが当たり前です。どれだけ家の距離が遠くても、暗い夜道を女性一人で歩かせることはありません。言葉でいくら好きだと言っていても、行動が伴っていなければ、自分が大事にされているとは思えません」

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【文化の違いであることはわかっていたが…】

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