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AIに「チャッピー」と愛称をつける子ども達《小学生の8割がすでに使っている》親が気づかぬ間に進む「AI無免許運転」の実態

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「当たり前にそばにいる存在」としてAIを語る子どもは増え続けている(写真:YUJI / PIXTA)
  • 安井 政樹 札幌国際大学 基盤教育部・教職センター准教授
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なかには、AIに「チャッピー」などの愛称をつけて呼び、

「それ、チャッピーに聞いてみようぜ」

「チャッピーにも相談してみなよ」

と、まるで友だちのように何でも打ち明ける子もいます。

宿題のやり方だけでなく、進路や人間関係の悩みまで、まずAIに相談してみる──そんな光景が、すでにごく自然なものとして教室の外で広がりつつあります。大人が知らないところで、子どもたちはごく自然にAIを生活のなかへ溶け込ませているのです。

「子どものAI利用」をよりよく変えるためには?

「それじゃあ、AIの使い方って、誰かから習ったことある?」

先の質問に続けてこう聞くと、今度は一転、ほとんどの子が首を横に振ります。

「こういうことを聞くと面白い」「便利な使い方はこう」という情報があふれる反面、「どう使うと危ないのか」「どんなふうに使うと自分のためになるのか」といった、いわば“交通ルール”にあたる部分は誰からも教わらないまま、多くの子どもたちがとりあえずAIを使っている──これが今のリアルな姿です。

実際、大手教育企業ベネッセの2025年の調査によると、小学生の生成AIの認知率はすでに約75%。そして衝撃的なのは、「分からないことがあったら、人(親や先生)より生成AIに聞く」と答えた小学生が6割もいたという事実です。

ずいぶん前から、子どもたちの情報の入り口が「人」から「AI」に移り変わり始めているのです。

大人の世界ではまだ、「小学生はAIを使うべきか、まだ早いのか」といった議論が続いている一方で、子どもたちはすでにAIという乗り物にまたがり、かなりのスピードで走り出している。親も先生も気づかないうちに、お子さんは指先で、音声で、当たり前のように、AIとのやり取りを日々行っているかもしれません。

私が危機感を覚えているのは、「子どもがAIを使っているかどうか」ではありません。子どもたちがほとんど何のルールも知らないまま、自己流でAIを使い始めているという点です。

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【「AIなんて危ない! 今すぐやめさせなければ」は過剰反応】

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