タイ:認知×好意ポジショニング
タイでは、「ドラえもん」が認知・好意ともに突出して高い人気を示しました。さらに「マリオ」「バイオハザード」「ガンダム」「ミニオンズ」「遊☆戯☆王」「となりのトトロ」など、今回調査した5カ国の中で最も多くのIPが「奥行き型」に位置しています。すでに熱心なファン層が形成されており、認知を拡大することで、市場全体が大きく伸びるポテンシャルを持つ国と考えられます。
接触頻度の差は「国ごとの前提条件」を形づくる
各国の生活者は、そもそもどれほどアニメやマンガに接触しているのでしょうか。アニメの週1日以上視聴率を見ると、中国・タイ・インドネシアのアジア3カ国は5〜6割程度と非常に高い水準となりました。一方で、アメリカ・フランスは3〜4割にとどまっています。
接触量の多さは、その国の生活者が日常的にコンテンツに触れている環境を示す重要な前提条件です。IPが生活の中に入り込みやすいかどうかを考える際の、有効な補助線となるでしょう。
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