そんな美香さんの行動に関して、夫は今までと同じく「夢や目標に対して一度も否定されたことはなく、常に応援してくれる」という。
「どんな時でも『美香がそうしたいなら、じゃあ自分はこういうふうに動くよ』と言ってくれる。子どもたちに対しても全く同じです。ただ、夫自身は海外に興味がないので、ひとりで行くことになりそうですが(苦笑)」
控えめな子どもたち、シグナルには敏感でいたい
以前の取材時も、夫の高浩さんは「子どもがやりたいことはできる限りやらせてあげたい」と話していた。それは美香さんも同じ思いでいる。
「うちの子どもたちは、みんな性格が穏やかで自己主張が控えめなんです。だからこそ、何かに興味を示したときはできるだけ親も気づいてあげたいし、全力でサポートしたいと思っています」
例えば、野球が好きな長男は、春休みに高浩さんとふたりで春の高校野球を観戦しに甲子園へ行ったそうだ。高浩さんは自営する進学塾の授業があるため弾丸での行程だが、子どものためには時間も体力も惜しまない。
「子どもたちには、元気に生きていってくれればそれで十分だとは思っていますが、好きなことをそれぞれ見つけてほしい。そのためにはどうしたら良いかをいつも考えていますね」
ちなみに、ベリーダンサーの母に対する子どもたちの反応は、どのようなものなのだろう。
「みんな応援してくれています。レストランで開催されるショーにも、時々家族で見に来てくれることもありますよ。5歳の末っ子は、私が自宅でダンスの練習をしているとそばに来て『今のは100点満点だったよ!』って言ってくれるんです」
ベリーダンスは肌の露出も多く、女性の妖艶な魅力を全面的に打ち出す種類のダンスだ。小学校の高〜中学年にさしかかった長男と次男は「今のところ特に何も言ってはこないけど、思春期に入ったらどう思うでしょうね。その時は夫から何か一言添えるようにお願いしようかな」と話す。
「ベリーダンスはもちろん、それを教える仕事も好きです。進学塾の英語もしかりで、生徒さんには何か一つでも『楽しかった』という気持ちを持って帰ってほしい。そのために試行錯誤することにもやりがいを感じます。でも、まずは自分自身が楽しく笑顔でいることが大前提。それは自分の生き方にも強く出ていると思います」
次ページが続きます:
【この家で良かった!】
