「2年ほど前の年末に、家族全員が立て続けに感染症に罹ったことがありました。その時はなんとかお互いに協力しあって乗り切りましたが、ここ最近はそういうことはほとんどないですね。対策といっても、うがいや手洗いなど最低限のことくらいです。もしかしたら、きょうだいが多いと下の子たちは早くから免疫をつけられているのかもしれない」
元々、後藤さん夫妻はふたりとも体が丈夫なほうではある。「実は私、小・中・高と皆勤賞なんです。いまだにほとんど風邪はひきません」と言うから驚きだ。それに加え、ベリーダンスを日課にしていることも大きい。運動習慣を保てる上に、ベリーダンスは美香さんにとって最高のストレス解消方法でもある。
「とはいえ、ホルモンバランスが乱れる時期などは小さな不調が出ることもありますよ。そういう時は、家族に頼れるところは頼って無理をしないようにしています。極端な話、たとえ私がいなくても他の5人でなんとか生きていけるだろうなって。それくらい信頼しています」
夫はもちろん、4人の子どもも「頼れる家族」。たくさんの子どもを育てるには資金も体力も確かに必要だが、家族がたくさんいるメリットは、自分が不調の時に「助けてほしい」と言える相手がたくさんいるということだ。それは精神衛生上、大人と子どもどちらにとっても良い環境と言えるのではないだろうか。
ただ、後藤家のように夫が家事・育児を妻と二人三脚で取り組む方針であることが大前提ではある。
「たとえ年齢を重ねていても、精神的に成熟しているとは限らないですよね。世代が上の方だと、逆に家事や育児を分担することに抵抗がある人もいる。うちの場合は、性格や生活への態度がお互いにマッチしていたのであって、結局のところ年齢は関係ないのだと思います」
夢のため資格取得の勉強も同時進行
最近、美香さんの中に「いつか海外に住んでみたい」という新たな目標が浮かんできた。
きっかけは、近年、スペイン・イタリア・ベトナムにダンサーの1人として遠征したこと。もともと海外に行くことは好きだったが、住んだことはなかった。しかし、今はまだ「子どもたちの成長する姿をそばで見たい」という思いも強く、すぐに行動を移せる状態ではない。そこで、まずは日本語講師の資格取得を目指すことにした。
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