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ライフ #「ゴミ屋敷」孤独な部屋の住人たち

「缶の中身は『尿』だった」 20年で"14トンのゴミ"に埋もれた団地の一室…バールでも掘れない《ゴミ屋敷の壮絶な実態》

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ゴミ屋敷
部屋を埋め尽くすゴミ。そのほとんどが、“謎の液体”が入った缶だった(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
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「尿入りの空き缶」は層の下のほうからも出てきた。上に積み重ねられたゴミや、上を歩いたときの重みで潰れ、中身が吹き出していた。

つまり、ゴミの層をつくっていた水分のほとんどが尿だったということだ。これで、不用意にバールで掘り起こすこともできなくなってしまった。

部屋を次々とゴミだらけにしてしまった

今回の片付けを依頼したのは、住人である男性の息子だった。20年前まではこの家で父親と同居していたが、家を出た後もときどき訪れてはいたという。

「前に来たときはあっちの部屋で生活していたみたいですが、いっぱいになって移ったみたいですね」(息子)

ゴミ屋敷となってしまった経緯を話す依頼者(写真左)とイーブイの二見文直代表(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

父親は1つの部屋をゴミでいっぱいにすると別の部屋に移り、またゴミでいっぱいにしてしまう。そんな生活を繰り返していくうち、家全体がゴミ屋敷になってしまった。息子が続ける。

「私も自分なりに1日4袋ずつ捨てたりしていた時期もあったんです。でも、途中で腰の骨を折り、寝たきりになってしまったりして、まったく追いつかなくなりました」

そこからイーブイに連絡するまでにも時間がかかったという。「こんな状態にしてしまって」と躊躇したが、妹に背中を押される形でようやく相談をすることができた。父親は別の物件へ引っ越すことになっており、今回の片付けはそのための準備でもあった。

ゴミの地層の中からは、何枚もの布団が発掘された(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)
大量の缶の中にふと、“生活の痕跡”が顔を出す(画像:「イーブイ片付けチャンネル」より)

次ページが続きます:
【そこには20年分の生活の痕跡があった】

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