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「3000台限定、1グレードで550万円」SUVタイプのEVに生まれ変わった新型「インサイト」に見るホンダ電動化戦略の行方

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2026年4月17日に発売となる、ホンダの新型乗用EV「インサイト」(写真:本田技研工業)
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「NORMAL」「SPORT」「ECON」「SNOW」の4つのドライブモードを備え、SPORTモードではアクティブサウンドコントロールにより、エンジン車のようなサウンドも演出する(写真:本田技研工業)

EVとして復活するインサイトの魅力はどこにあるのか。

一見したところ、インサイトは簡素な外観ながら多くの人に好感をもたらす身近さを覚えさせる。21年から販売されている現行の「ヴェゼル」に通じる明快な造形だ。

ダッシュボード中央に大きな画面を備える室内は、整頓された印象で、居心地がよさそうだ。SUVとして、長距離を走る際も快適に移動できるのではないか。

フィット以来、ホンダ車で見慣れた平らな形状のダッシュボードは、前方の見通しがよく、車幅感覚も掴みやすく、3ナンバーとなるSUVのインサイトも運転しやすさを感じられるだろう。

座席は寸法が十分にとられ、体をしっかり支え、これも長距離移動には好都合だ。加えて、前の席でも、運転席から助手席へ移動しやすいようウォークスルーとなっており、90年代以降、ミニバンのホンダで名をはせた使い勝手のよさが盛り込まれている。

輻射熱を利用したヒーティング方式

輻射熱を利用したインテリジェントヒーティングシステムの加温イメージ(写真:本田技研工業)

装備で注目されるのは、輻射熱を使った暖房の採用だ。

輻射熱とは、たとえば炬燵のように、熱源からの温かさを肌で感じられる温もりである。ダッシュボード下とドア内側に熱源を設け、そこからほんのりとした温かさが体に伝わる。

これとシートヒーターを兼ね合わせれば、よほどの厳寒でないかぎり、空調(エアコンディショナー)の使用をかなり抑えられるだろう。

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【新型インサイトは選択肢に入るのか】

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