実際に「辞める」わけではない「静かな退職」
みなさんは、「静かな退職(クワイエット・クィッティング)」という言葉を聞いたことがありますか?
静かな退職とは、仕事への熱意や意欲が基本的になく、昇進やキャリアアップを望まないことです。仕事を「日銭稼ぎの手段」と考え、自己実現ややりがいは求めないのが特徴です。
一言で言えば、キャリアアップを求めずに必要最低限だけ働くという働き方です。「退職」という言葉から「会社を辞める」ことを連想しますが、実際に辞めるわけではありません。
そうした人たちの話を聞いていると「仕事にやりがいなんてサムい」「仕事に熱意とか活力なんていらないし、あくまでお金を稼ぐためにやっているだけ」という声が聞こえてきます。
私はそういう生き方も一つだと思います。
一方で、静かな退職者という道は、やはり人生の大きな時間を仕事が占めるのであれば、本人的にもきついのではないかと思うのです。
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【「静かな退職」はなぜきつい?】

