私は日ごろ、企業の管理職向けにマネジメント研修を行いつつ、同時に若手社員や部下側のキャリア相談にも乗っています。
上司と部下のそれぞれの話を聞いていると、一つ思うことがあります。
それは、そもそも上司と部下の目的や気持ちは近いところにある。なのに、なぜかすれ違っている。その原因の多くは「単なるコミュニケーション上のすれ違いにすぎないのでは?」ということです。
さっそくチェック! 「ソーシャルスタイル判定リスト」
あなたも上司もそれ以外の人も、全員それぞれが違うコミュニケーションの癖を持っています。
「細かい人だから、きっちり資料を用意したほうがいいな」
「あの人には単刀直入に要件を伝えるよりも、最初に軽い雑談から入ったほうが話が弾みそう」
例えばこんな風に、人は相手と話す時に無意識的にも相手のコミュニケーションの癖を踏まえて会話をしようと試みます。
こうしたコミュニケーションの癖を「ソーシャルスタイル」と呼びます。皆が無自覚に持っているもので、自分が気持ちいいと思うコミュニケーションの形とも言い換えられるでしょう。
ソーシャルスタイルは大きく分けると、普段のコミュニケーションにおいて「意見が多め⇔傾聴が多め」といった自己主張軸と、「感情表現が控えめ⇔豊か」といった感情表現軸で、合計4つのタイプに分かれます。

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