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足元グラグラ高市首相は"張子の虎"状態? 永田町でついに本格化し始めた「派閥再結集」と「ポスト高市」への蠢動

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予算成立でホッと一息のはずが……。衆院選での歴史的圧勝からわずか2カ月で、高市首相の足元がグラつき始めている(写真:ブルームバーグ)

2026年度当初予算が4月7日、参議院本会議で可決された。高市早苗首相が主張する「責任ある積極財政」に沿って、社会保障関係費、国債費、防衛費、そして地方交付税交付金等の4項目が過去最高となり、一般会計の総額は122兆3092億円と過去最大に膨らんだ。

だが、高市首相のほぼ思いどおりとなったその内容とは裏腹に、ここ半月ほどの高市首相の心中は穏やかではなかっただろう。

絶好調だった高市首相に生じた誤算

2月の衆院選で自民党は316議席を獲得して、歴史的な大躍進を遂げた。それを導いたのは、有権者に「私か、私でないか」を突きつけた高市首相にほかならない。

しかし、こだわり続けた予算の年度内成立は果たせなかった。衆院選のために約1カ月の「政治的空白」が生じたためだ。にもかかわらず、予算の年度内成立を強行すれば、国会軽視になりかねない。

実際、与党が圧倒的多数を占める衆院では、予算委員会の審議時間は59時間と、00年以降で最短だった。首相が出席する集中審議も、通例は4回ほどのところ、高市首相は2回しか参加しなかった。

だが、与党が半数を下回る参院の予算委員会では、23日間の審議日程と59時間の審議時間を確保した。集中審議も3回行い、衆院を上回った。これは「良識の府」を自認する参院自民党の“独自性”を理解していなかった高市首相の誤算といえた。

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